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【No.016】薬機法管理者とは何か——資格の種類と制作現場での役割

薬機法管理者とは何か——資格の種類と制作現場での役割

「薬機法管理者という資格があると聞いたが、どんな資格なのか」「広告制作の外注先を選ぶとき、薬機法管理者がいるかどうかは重要な基準になるのか」——化粧品広告の発注側・制作側の双方からこうした質問を受けることがあります。本記事では、薬機法管理者の資格の種類と、制作現場での実際の役割を解説します。

第一章|薬機法管理者とはどのような資格か

「薬機法管理者」は、一般社団法人 薬事法規研究所(薬事法有識者会議)が認定する民間資格です。薬機法(旧薬事法)に関する専門知識を持つことを証明する資格として、広告制作・マーケティング・通販事業者の業界で活用されています。

国家資格ではなく民間認定資格ですが、化粧品・健康食品業界における広告表現の適法性判断に必要な知識体系を網羅しており、実務的な信頼性が業界内で認められています。

資格取得のためには、薬事法規研究所が提供する教材での学習と、認定試験の合格が必要です。合格後は登録・更新が求められ、法改正への継続的なキャッチアップが義務付けられています。


第二章|「薬機法管理者」と「コスメ薬機法管理者」の違い

薬機法管理者の資格には、対象領域に応じた区分があります。制作現場で関係する主なものは以下の二つです。

薬機法管理者は、医薬品・医薬部外品・化粧品・健康食品など、薬機法が適用される広範な領域をカバーする資格です。広告表現の審査・修正・ガイドライン整備など、幅広い業務に対応できます。

コスメ薬機法管理者は、化粧品・コスメに特化した薬機法知識を認定する資格です。化粧品の成分・処方・効能表現の適否判断に特化しており、化粧品専門の広告制作・ブランディングを行う現場での活用に向いています。

化粧品の広告制作を専門とする会社・個人が持つべき資格としては、コスメ薬機法管理者が最も関連性が高いといえます。ライジング・コスメティックスでは、この両資格の保有者が制作・チェックに関与しています。

第三章|制作現場における薬機法管理者の具体的な役割

薬機法管理者が制作現場でどのような役割を担うのかを、業務別に整理します。

広告コピーの事前チェック。ライター・ディレクターが作成したコピー案を、薬機法・景表法の観点から審査します。NG表現の指摘だけでなく、「どう言い換えればOKか」という代替表現の提案も行います。このチェック工程を制作フローに組み込むことで、クライアントへの提案段階から適法なコピーを出せるようになります。

LP・パッケージ・SNS投稿の審査。媒体ごとに適用されるルールや表現上の注意点が異なります。薬機法管理者は媒体特性を踏まえた審査を行い、媒体別のリスクポイントを指摘します。

インフルエンサー・外部制作者向けガイドライン整備。複数のクリエイターが関与する制作体制では、全員が同じ基準で表現を判断できるよう、「使ってよい表現・使ってはいけない表現」をまとめたガイドラインを整備します。薬機法管理者がこのガイドラインを作成・管理します。

法改正・行政指導のキャッチアップと社内展開。薬機法・景表法・ステマ規制などの法改正や、新たな行政指導事例が出た際に、制作現場に対して速やかに情報を展開します。現場担当者が常に最新情報に基づいて判断できる環境を維持するのが薬機法管理者の役割です。

第四章|外注先を選ぶとき「薬機法管理者の有無」はどれほど重要か

化粧品案件の広告制作を外注する際、発注先に薬機法管理者・コスメ薬機法管理者が在籍しているかどうかは、重要な選定基準の一つです。

「薬機法対応可能」と謳っていても、具体的にどのような資格・経験を持つ担当者がチェックを行うのかを確認することが大切です。資格保有者が関与する制作体制と、経験則のみに基づくチェック体制では、対応の精度と信頼性に差があります。

一方で、資格の有無だけが判断基準ではありません。化粧品業界の実務経験・行政指導事例の知識・表現の言い換え提案力といった実践的なスキルも合わせて確認することが、外注先選定の質を高めます。

また、薬機法管理者が在籍していることは、クライアントへの信頼関係構築にも役立ちます。「薬機法管理者がチェックした広告です」という事実は、化粧品メーカー・広告代理店にとって安心感を与える重要な要素になります。

まとめ

薬機法管理者・コスメ薬機法管理者は、化粧品広告の制作現場において「適法性の担保」と「制作品質の向上」という二つの役割を担います。外注先を選ぶ際の判断基準として、また自社の制作体制を評価する基準として、資格の有無と実務経験を確認することをおすすめします。

ライジング・コスメティックスは、薬事法有識者会議認定の薬機法管理者・コスメ薬機法管理者が制作・チェックに関与する体制を整えています。化粧品広告の制作・薬機法チェックについてはお気軽にご相談ください。

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公開日:2026年 | カテゴリ:薬機法基礎 | 執筆:ライジング・コスメティックス マーケティング戦略室