みなさんこんにちは。
WOMマーケティングをご存知ですか?
“Word of Mouth”の略語でいわゆる「クチコミ」のこと。
クチコミの「コミ」は「コミュニケーション」の略で「マスコミ(マス・コミュニケーション)」と対比する形で使われることが多いため、「マスコミ」をもじって「“口”コミ」になったとも言われます。
ステマ規制の施行まであと3ヶ月(2023年10月1日)となりました。
■WOMJガイドラインの改正について
新ガイドライン(2023年10月1日施行予定):
それに伴い、WOMJガイドラインも改正され、
10月1日施行予定の新しいガイドラインが公開されました。
改正されるポイントは2つ。
●関係性の明示が必要なケース
●関係性明示の方法
(1)マーケティング主体または中間事業者が、
情報発信者の発信する情報内容の決定に関与する場合
(2)マーケティング主体または中間事業者と、情報発信者との間に
契約関係や取引関係などの「係わり」があることにより、
情報発信者から発信される情報内容が「情報発信者の自主的な意思によるもの」と
客観的に認められない場合
(3)情報発信者が自身の所属する組織や
利害関係にある組織に関する情報を発信する場合
関係性明示の方法についてですが、現在のガイドラインでは、関係性を明示する方法として、「#物品提供」「#タイアップ」「#協賛」「#提供」「#提供_○○○(マーケティング主体名)」などの「便益タグ」を使う事が認められていますが、新ガイドラインでは「関係タグ」とし、下記のようなルールが設けられました。
関係タグを用いる場合にもマーケティング主体の明示は別途必要。マーケティング主体の明示をハッシュタグで行う場合には、
関係タグを先に記載すること。
なお、関係タグとマーケティング主体の名称を組み合わせて
一つのハッシュタグにまとめることは認めない。
正しい例:
#PR #A社
正しくない例:
#A社 #PR、 #A社PR、 #PR A社
複数のハッシュタグとともに関係タグを用いる場合、
関係タグは必ず先頭に記載すること。
「#タイアップ」「#コラボ」など、関係タグのようなハッシュタグのみでの記載は許容しません。
なかなか厳しいように思いますが、PRやタイアップであることの明示が必要です。