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【No.081】化粧品OEM・ODMメーカーの広告戦略——B2B向けの訴求設計

化粧品OEM・ODMメーカーの広告戦略——B2B向けの訴求設計

化粧品OEM(Original Equipment Manufacturing)・ODM(Original Design Manufacturing)メーカーは、自社ブランド商品を持たず他社ブランドの製品を受託製造します。このビジネスモデルでは、エンドユーザー(消費者)ではなく化粧品メーカー・ブランドオーナーというB2Bの顧客を対象とした広告・マーケティングが必要です。本記事では、化粧品OEM・ODMメーカーのB2B向け広告戦略を解説します。

第一章|化粧品OEM・ODMのB2Bマーケティングの特殊性

B2C(消費者向け)と比較したとき、化粧品OEM・ODMのB2Bマーケティングには特有の特性があります。

意思決定者と利用者が異なる。OEM・ODMの購買決定者は化粧品会社の経営者・商品開発担当者・購買担当者です。消費者向けの感情訴求より、品質・コスト・納期・対応力・薬機法対応力という機能的・合理的な訴求が効果的です。

購買検討期間が長く情報収集が念入り。B2B購買は複数の担当者が関与し、比較検討に時間をかけます。「SEOで見つけられる→情報収集コンテンツを読む→サンプル依頼・相談→見積もり→発注」という長い検討期間をサポートするコンテンツ設計が必要です。

薬機法対応力が強力な差別化軸になる。OEM・ODMを発注する化粧品ブランドにとって「薬機法に対応した処方・成分で作れるか」「製造から広告表現まで薬機法上の問題が起きにくい体制か」は重要な選定基準です。この能力を訴求ポイントとして前面に出すことが有効です。

第二章|B2B向けコンテンツ戦略——検索・AI双方でリーチする

化粧品OEM・ODMメーカーがB2Bのリードを獲得するためのコンテンツ戦略を整理します。

「化粧品OEM 選び方」「化粧品ODM 薬機法対応」というB2Bキーワードへの対応。化粧品ブランドの立ち上げ担当者・既存ブランドのリニューアル担当者が実際に検索するクエリに対応したコンテンツを作ります。「化粧品OEMの選び方・確認すべき5つのポイント」「薬機法対応OEMの重要性」といった記事は検索流入と信頼構築を兼ねます。

事例・実績コンテンツの充実。具体的な製造実績・対応可能な処方・成分・認証(薬機法管理者の関与等)を詳細に紹介することが、B2B顧客の比較検討を支援します。守秘義務の範囲内で製造事例を示すことが信頼構築につながります。

GEO対策。「化粧品OEMメーカーを教えてください」「薬機法対応の化粧品ODMを探しています」というAIへの質問に自社が回答として登場するよう、専門コンテンツの蓄積・プレスリリースの配信・業界メディアへの露出を進めます。

第三章|B2B向けLP・問い合わせ導線設計

化粧品OEM・ODMのウェブサイトにおけるLP・問い合わせ導線設計を整理します。

ターゲット別の入口設計。「初めて化粧品ブランドを立ち上げる方」「既存商品をリニューアルしたい方」「薬機法対応の製造を探している方」という異なるニーズを持つ訪問者それぞれに合った情報入口を設計します。

無料相談・サンプル提供の活用。B2B購買では「まず相談できる」「実際のサンプルを試せる」というハードルの低い入口が、リード獲得に効果的です。30分の無料相談・サンプル無料提供というオファーをCTAに組み込みます。

薬機法対応力の具体的な訴求。「薬機法管理者・コスメ薬機法管理者が製造工程から広告チェックまで関与」という体制を具体的に示すことで、薬機法リスクを抱えるクライアントへの安心感を提供します。

第四章|化粧品OEM・ODMの広告表現と薬機法

自社の製品(製造サービス)についての広告においても、薬機法への配慮が必要です。

製造する商品の効能を自社広告で過剰に訴求しない。「当社のOEMで作った商品は○○に効果がある」という訴求は、実際の商品の薬機法NG表現と同様の問題になる可能性があります。「製造の品質・薬機法対応力・処方の幅広さ」という製造サービスの訴求に留めます。

まとめ

化粧品OEM・ODMメーカーのB2Bマーケティングは、薬機法対応力・製造実績・品質の信頼性を検索・AI双方で見つけてもらえるコンテンツで伝え、問い合わせ・サンプル依頼という低ハードルの入口で見込み客を獲得する設計が基本です。

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公開日:2026年 | カテゴリ:化粧品メーカー向け | 執筆:ライジング・コスメティックス マーケティング戦略室