日焼け止めは季節を問わず欠かせないケアのひとつ。とはいえ「種類が多すぎて、結局どれを選べばいいのかわからない」——そんな声は今も後を絶ちません。
そこで本記事では、実際に手に取って検証した10製品を徹底比較。単なるスペック紹介にとどまらず、肌質やライフスタイル別に「あなたに合う1本」が見つかるよう、選び方のポイントを整理しました。
この記事でわかること
- 注目の日焼け止め10製品——メーカー・特徴・SPF/PA値・公式サイトURLを一挙比較
- 「顔用」「全身用」「頭皮用」「敏感肌用」など、目的別のベストな選び方
- 知っているようで知らないSPF・PAの正しい見方と、塗り直すべきタイミング
- 自分にぴったりの1本と出会うためのチェックリスト
※本記事で紹介する製品は2026年時点で店頭・オンラインで購入可能なラインナップですが、発売時期は製品によって異なり、一部は2025年に発売されたロングセラー品です(該当製品には発売時期を明記しています)。
日焼け止め選びで押さえておきたい3つの視点
日焼け止めは「SPF・PAの数値が高ければ良い」というものではありません。以下の3つの視点で選ぶと失敗が少なくなります。
- 使うシーン:通勤・在宅ワークなど日常使いか、屋外レジャーなど紫外線量が多い場面か
- 肌の状態:乾燥肌・敏感肌・混合肌など、日焼け止めが刺激にならないか
- 付加機能:美白・エイジングケア・皮脂崩れ防止・ブルーライトカットなど、日焼け止め以外に求める効果
この3つを軸に、次の章で紹介する10製品を見ていくと選びやすくなります。
注目の日焼け止め10選
1iniks(イニクス)バリアUVプロテクション フェイス&ボディ2026年2月発売
メーカー:マルホ株式会社|SPF33・PA+++
皮膚科学領域の製薬会社マルホが手がけるスキンケアブランド「iniks」の日焼け止め。ノンケミカル処方で、角層バリアケア成分(ヒメガマ穂エキス・グリチルリチン酸ジカリウム)を配合しています。
こんな人におすすめ:敏感肌で日常的に使える日焼け止めを探している人、肌への優しさを最優先したい人
2SOFINA iP(ソフィーナ アイピー)スキンケアUV 032025年1月発売
メーカー:花王株式会社|SPF50+・PA++++
医薬部外品で、有効成分「カモミラET」が紫外線後のメラニン生成の情報伝達を抑制し、シミ・そばかすを防ぎます。うるおいを与えながらトーンアップも叶えるため、化粧下地としても使用可能です。
こんな人におすすめ:シミ予防を重視したい人、日中美容液のような感覚で使いたい人
3紫外線予報(石澤研究所)炭酸UVヘッドスパF
メーカー:石澤研究所|SPF50+・PA++++(UV耐水性★★)
見落としがちな「頭皮」専用のUVスプレー。炭酸ガスの噴射でひんやりとした爽快感があり、頭皮のベタつきリセットとUVケアを同時に行えます。1歳から使用可能で、シャンプーで簡単に洗い流せる点もファミリー向けです。
こんな人におすすめ:屋外レジャーやスポーツ時に頭皮の日焼けが気になる人、家族で使える日焼け止めを探している人
4luamo(ルアモ)オールデイプロテクト UVアクアヴェール
メーカー:ロゴナジャパン|SPF28・PA+++
天然由来成分100%のオーガニック系日焼け止め。紫外線散乱剤に新素材「酸化セリウム」を採用し、紫外線だけでなくブルーライトも76.9%カットします。石けんで洗い流せる処方で、サステナブルコスメアワード2025でも受賞歴があります。
こんな人におすすめ:ナチュラル・オーガニック処方にこだわりたい人、PC作業が多くブルーライト対策も意識したい人
5unlabel LAB(アンレーベル ラボ)Vトーンアップ UVセラム
メーカー:アンレーベル|SPF50+・PA++++
100メガパスカルの超高圧処理を施したビタミンC誘導体を配合し、毛穴・くすみへのアプローチを謳う美容液感覚の日焼け止め。乳液・UVカット・化粧下地の3役をこれ1本でこなせます。
こんな人におすすめ:スキンケアの工程を時短したい人、毛穴・くすみが気になる人
6Biore UV(ビオレUV)アクアリッチ エアリーホールドクリーム2025年2月発売
メーカー:花王株式会社|SPF50+・PA++++
UVカット成分を寒天ゲルの「アクアカプセル」に閉じ込める花王独自技術を進化させ、湿度に応じて塗膜の厚みが変化する「呼吸感ベール」を実現。スフレのような軽い質感で、汗ばむ環境でも快適な使用感が続きます。
こんな人におすすめ:コスパよく高機能な日焼け止めを求める人、みずみずしい軽いつけ心地が好きな人
7ORBIS(オルビス)リンクルブライトUVプロテクター
メーカー:株式会社オルビス|SPF50+・PA++++
医薬部外品で、有効成分「Wナイアシン(ナイアシンアミド)」を配合し、シワ改善と美白(メラニン生成抑制)を同時にケアできる高機能日焼け止め。保湿クリームのような使用感で、きしみや白浮きが少ないのも特徴です。
こんな人におすすめ:紫外線対策と同時にエイジングケアもしたい人、大人世代の肌悩みに応える1本を探している人
8KANSOSAN(乾燥さん)スキンケアモイスチャーベース
メーカー:BCL|SPF30台後半〜/PA+++(バージョンにより表記が異なります)
化粧水・美容液・乳液・デイクリーム・日焼け止め・化粧下地の6役をこれ1本でこなす「乾燥さん」シリーズ。ワセリン、ナイアシンアミド、アミノ酸、セラミドなど保湿成分を配合し、乾燥・敏感肌向けに設計されています。
こんな人におすすめ:スキンケア工程を極力減らしたい人、乾燥による崩れが気になる人
9NIVEA UV(ニベア)日やけ止めのほてり予防 薬用ジェル2022年発売
メーカー:ニベア花王株式会社|SPF35・PA+++
医薬部外品の薬用ジェルタイプで、有効成分(消炎剤)のグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、日やけ後の肌のほてりを防ぐことをコンセプトにした製品。アロエ保水成分でうるおいを与えながら、ひんやりとした心地よい使用感が特徴です。
こんな人におすすめ:普段使いのプチプラ日焼け止めを探している人、ジェルタイプの軽い使用感が好きな人
10CEZANNE(セザンヌ)皮脂テカリ防止下地 保湿タイプ
メーカー:株式会社セザンヌ化粧品|SPF28・PA+++
皮脂による化粧崩れとテカリを防ぐ、プチプラの定番化粧下地。15種類の保湿成分を配合し、乾燥による崩れも防ぎながら、ソフトフォーカス効果パウダーで毛穴や色ムラを自然にカバーします。ノンコメドジェニックテスト済み・紫外線吸収剤フリー・パラベンフリー・無香料・アルコールフリー。
こんな人におすすめ:プチプラで日常使いしやすい化粧下地兼日焼け止めを探している人、皮脂崩れ・乾燥崩れの両方が気になる人
タイプ別・おすすめの選び方早見表
| こんな人には | おすすめ製品 |
|---|---|
| 敏感肌でも年間通して使いたい | iniks バリアUVプロテクション、KANSOSAN スキンケアモイスチャーベース |
| シミ・美白ケアもしたい | SOFINA iP スキンケアUV 03、ORBIS リンクルブライトUVプロテクター |
| シワ改善などエイジングケアもしたい | ORBIS リンクルブライトUVプロテクター |
| 頭皮の日焼けが気になる | 紫外線予報 炭酸UVヘッドスパF |
| ナチュラル・オーガニック処方がいい | luamo オールデイプロテクト UVアクアヴェール |
| 毛穴・くすみもケアしたい | unlabel LAB Vトーンアップ UVセラム |
| コスパ重視・定番ブランドが安心 | Biore UV アクアリッチ、NIVEA UV 薬用ジェル、CEZANNE 皮脂テカリ防止下地 |
| スキンケア工程を時短したい | KANSOSAN スキンケアモイスチャーベース、unlabel LAB Vトーンアップ UVセラム |
| 皮脂崩れ・テカリが気になる | CEZANNE 皮脂テカリ防止下地 保湿タイプ |
SPF・PAの正しい見方と使い方
日焼け止めのパッケージに表示されている数値の意味を整理しておきましょう。
- SPF(Sun Protection Factor):紫外線B波(UVB)を防ぐ指標。数値が高いほど防御時間が長くなりますが、日常使いであればSPF30前後でも十分なケースが多く、屋外での長時間活動時はSPF50+が安心です。
- PA(Protection Grade of UVA):紫外線A波(UVA)を防ぐ指標。「+」の数が多いほど防御効果が高くなります(PA++++が最高値)。
まとめ
日焼け止めは「SPF・PAの数値」だけでなく、肌質・使用シーン・付加機能のバランスで選ぶことが重要です。今回紹介した10製品は、敏感肌向けのノンケミカル処方から、エイジングケア・美白ケアを兼ねた医薬部外品、頭皮専用のスプレー、プチプラの定番下地まで幅広いタイプをカバーしています。自分のライフスタイルや肌悩みに合わせて、無理なく続けられる1本を選んでみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 日焼け止めは室内にいる日でも必要ですか?
A窓ガラスは紫外線(特にUVA)を完全には遮断できないため、室内でも紫外線対策は推奨されます。在宅ワークの日はSPF30前後・PA+++程度の軽いタイプでも十分なケースが多いです。
Q. 日焼け止めと化粧下地は併用すべきですか?
A多くの日焼け止めは化粧下地としても使える設計になっているため、必ずしも重ね付けは必要ありません。製品の表示を確認し、化粧下地兼用タイプであれば1本で完結できます。
Q. 頭皮の日焼け止めはなぜ必要ですか?
A頭皮は紫外線を長時間浴びやすい部位でありながら、日焼け止めを塗る習慣が定着していない部位でもあります。分け目や生え際からのダメージを防ぐため、頭皮専用のUVスプレーの活用が有効です。
※記載のSPF/PA値・発売時期・製品名は、各メーカー公式サイトおよび公開情報をもとに2026年7月時点で確認したものです。リニューアルや販売終了により内容が変更される場合がありますので、購入前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。



